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    「サロンパーク」構想への確かな一歩。
    アリミノが挑む、BtoB・BtoC統合の新しい形

「サロンパーク」構想への確かな一歩。
アリミノが挑む、BtoB・BtoC統合の新しい形

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公開日:

創業から70年以上にわたり、プロフェッショナル向けヘアケア製品/化粧品メーカーとして日本の美容業界を牽引してきた株式会社アリミノ。「美容に携わるすべての人とともに。日本の美容文化を育て、豊かに広げていく。」というミッションを掲げ、サロンをはじめとする美容のプロフェッショナルに寄り添いながら、常に高品質な製品とサービスを提供し続けています。

業界/業種
スキンケア・コスメ 製造卸売販売業
運用形態
クローズ型BtoBtoB/BtoBtoC
導入ソリューション
ecbeing BtoB/Sechstant CDP/visumo/ReviCo/UNITE
目的/課題
・(BtoB)FAX発注をEC発注に切り替えたい。
・(BtoC)現在の商流を変えることなくサロン専売商品を店頭販売に加えてECで販売したい。
・メーカー発信の情報をBtoBとBtoCに確実に届けたい。
導入効果
・(BtoB)導入サロンにおける、ほぼ全ての発注をECに切り替えることができた。
・(BtoC)トラブルなくスムーズにECサービスをスタートできた。

創業から70年以上にわたり、プロフェッショナル向けヘアケア製品/化粧品メーカーとして日本の美容業界を牽引してきた株式会社アリミノ。「美容に携わるすべての人とともに。日本の美容文化を育て、豊かに広げていく。」というミッションを掲げ、サロンをはじめとする美容のプロフェッショナルに寄り添いながら、常に高品質な製品とサービスを提供し続けています。

今回は、BtoB向けパッケージ「ecbeing BtoB」を基盤に、美容サロン様向けの機能と、一般のお客様向けの機能を一つのサイトで実現した、新しい形のECサイト「ARIMINO SALON PARK(アリミノサロンパーク)」の構築についてお話を伺いました。

株式会社アリミノ 基本情報

「ARIMINO SALON PARK(アリミノサロンパーク)」TOP

<社名>
株式会社アリミノ
<設立>
1946年
<資本金>
4,000万円
<事業内容>
コールドパーマ液、ヘアカラー、スタイリング剤、シャンプー、ヘアケア製品、スキンケア製品など、頭髪および肌用化粧品の製造・販売

残っていたFAX受注の解消と、あらゆる発注方式のEC一元化

ECサイトを構築するに至った背景や構築の目的について教えてください。

以前からBtoBtoBのECサイトは存在していましたが、当時は「通常発注」にしか対応していませんでした。
一方、サロン様からのご注文には、商品を1個から購入できる通常発注のほかに、「10個購入で1個プレゼント」といったキャンペーン発注や、サロンスタッフが特別価格で購入できるスタッフ販売など、年に数回の特殊な発注方法があります。

従来のECサイトではこうした注文に対応できなかったため、キャンペーン発注やスタッフ販売はすべてFAXで受け付けていました。その結果、サロン様はECとFAXを使い分ける必要があり、発注ミスが起きやすい状況。また、FAXで届いた注文は社内担当者が基幹システムへ手入力する必要があり、入力ミスなどのヒューマンエラーや業務負担の増加も課題となっていました。

さらに、「送料無料企画」の判定も運用上の大きな負担でした。BtoBtoBでは購入金額に応じて送料を無料にしていますが、ECとFAXで注文が分かれているとサロンごとの合計金額を自動で計算できません。そのため、担当者が手作業で確認する必要がありました。

こうした背景から、今回のサイト構築では通常発注だけでなく、キャンペーン発注やスタッフ販売を含めたすべての注文をECサイト上で完結できる仕組みを構築することが必須条件となりました。

コスト課題を解決した「集約型EC」という新たな選択。toBとtoCを一つのサイトに

サイト構築にecbeingを選ばれた理由と、「集約型EC」という形を選択された背景を教えてください。

当初はBtoBtoB ECのリニューアルと、BtoBtoC ECの新規構築を別々に検討していましたが、イニシャル・ランニングコストが単純計算で2倍になることがプロジェクト開始にあたっての最大のネックでした。

そこで、特殊な形態のEC構築において他社実績が豊富だったecbeingさんに相談したところ、2つのサイトを別々にするのではなく、1つのサイトとして構築する「集約型EC(統合EC)」という手法をご提案いただいたのです。これにより、コストを大幅に抑えつつプロジェクトを推進することが可能になりました。

最終的には、ecbeingさんのこれまでの実績と費用感、そして体制面をトータルで考慮して依頼を決めました。ecbeingさんにとっても統合ECサイトの構築は初めての試みだったとのことですが、要件定義から構築まで非常に丁寧にご対応いただき、無事にリリースを迎えることができました。ちなみに当社では、この新しいサイトの形を「集約型EC」と呼んでいます。

サロンも、一般のお客様も。ユーザー体験を最適化するサイトの仕組み

BtoBtoB・BtoBtoC統合ECサイトを運用してからの感想を教えてください。また、ターゲットが分かれる中での購入フローも合わせてお伺いさせて下さい。

運用面に関してはtoBとtoCのサイト設定や注文等が一つのバックオフィスで設定・確認できるので、管理が非常にしやすくなりました。

注文連携はtoCの配送情報だけ物流会社に直接連携しています。これは近年サイバー攻撃によってお客様の個人情報が流出してしまうリスクを限りなく低減する連携になっており、難しい連携だったのですが実現いただいたecbeingさんのノウハウにも非常に驚きました。ecbeingさんのセキュリティも非常に高いので安心してECを運用できています。

また、購入フローですが、ECサイトにtoB用toC用のログインページを別々に設置しており、そこからログインできる様にしています。

ログイン後toBはかけ払い、toCはクレジットカードで決済できる様に今までの商流を変えることなく注文ができる様になっています。

また、toB・toC区分によって商品や情報の出し分けを行っているのでユーザーにとって必要な情報だけを届けることができています。

「一般のお客様ログイン」導線と「サロン様ログイン」の導線が設置されたヘッダー

BtoBtoBの『サロン様専用ページ』で商品購入時のカートで利用用途と数量を選べるようになっていますが、こちらはどのような目的のもと、こういった機能を追加したのでしょうか。

「利用用途」機能はサロンが当社商品を発注する時に利用目的が明確になる様に導入いたしました。

例えばAシャンプー250mlという商品があり、サロンではこの商品を「店頭で販売するために発注するのか?」、「日々のシャンプー業務で利用するために発注するのか?」、「サロンスタッフが個人的に使用したいから発注するのか?」ということを明確にするというイメージです。

これは、代理店からサロンへ請求書を発行する際に請求明細を分けなければいけないため、必要な機能になっています。(店販仕入れで〇〇円、業務仕入れで〇〇円、Aスタッフの購入〇〇円、Bスタッフの購入〇〇円の様な請求明細を作成します。)

カート画面の「利用用途」機能

「代理店・サロンファースト」を貫くサイト運用。ユーザーの声が導く継続的なUI/UX改善

リリース後の運用面で大切にしていることはありますか?

美容業界には「代理店あってのメーカー」という商習慣があり、私たちはその関係性を何よりも大切にしています。そのため、サイトをリリースして終わりではなく、常に代理店様やサロン様の声をヒアリングしながら、UI/UXの改善を継続しています。

「もっと手軽に発注したい」という声に応えて商品一覧から直接カートに追加できるようにしたり、「サロン様の注文状況を把握したい」という代理店様のご要望から注文詳細がメールで通知される仕組みを実装したりと、常に現場の使いやすさを第一に考えています。

継続的な改善を進める上で、ecbeingのサポートはいかがですか?

日々、様々な部署から改善要望が寄せられる中で、何から手をつけるべきか優先順位付けが重要になります。その点、ecbeingさんは私たちの要望に対し、改修のスケジュールや費用対効果まで考慮した最適なプランを提案してくれるので、非常に助かっています。無理なお願いをすることもあるのですが、真摯に対応いただき、スムーズなサイト運用が実現できています。ecbeingさんの知見とサポートは、代理店様やサロン様との関係性を維持・強化していく上で不可欠な存在です。

動画とレビューで、ブランドの世界観と信頼を醸成

弊社マイクロサービスのvisumo・ReviCoをご導入いただいていますがどのような活用をされているのか、お伺いできますでしょうか。

visumoはサロンさんが投稿してくれたInstagramの投稿収集と表示、商品説明や教育動画の格納と表示で利用しています。動画関連は今までYouTubeにアップしたものを表示していましたが、visumoを利用することにより、シームレスに再生することができ、ECサイトの表示が非常に滑らかになりました。

これまで動画を掲載する際はその都度ecbeingさんに作業依頼をしなければならなかったのですが、visumoを使うことで、商品詳細ページなどに自分でタグを埋め込むだけで動画を表示できるようになり、効率化の面でもメリットを感じています。

これからもっとブランドの世界観を出すことにも注力していきたいと考えているので、visumoを活用してトップページに動画をたくさん掲載し、充実させていきたいです。

また、ReviCoはサロンさんと一般のお客様のレビューの収集、掲載をしています。

サロンさんが投稿したレビューはサロンさんにしか表示されない仕様なのですが、「この商品はお客様に好評です」など、同じ立場であるサロン同士が読んで役立つ情報が投稿されるので、便利に感じていると思います。

当社の商品は化粧品なので薬機法が非常に厳しく最初は導入を悩んでいたのですが、社内で口コミレビューの厳正なチェック体制を構築できたことと、さらに、ReviCo原資のキャンペーンで、レビューを投稿すると抽選でプレゼントが当たるキャンペーンが行われており、こちらでレビューが入るのではないかと考え試験的に実装してみようと判断いたしました。

結果として想定以上にサロンと消費者のレビューが入り、導入して正解だったと感じています。今後も投稿数は増えていくはずなので売上も向上するかと予想しています。

TOPページに表示されているvisumo

導入効果と未来への展望:EC化率の向上と次世代プラットフォーム構想

BtoBtoB ECサイトを通じて、現時点でどのような手応えを感じていらっしゃいますか?

当社プレミアムブランドを導入いただいたサロンの9割弱がすでにECサイトでの発注に切り替わっています。実際の累計発注件数もすでに50,000件以上にのぼっているような状況で、多くご利用いただいています。

BtoBtoBは25年1月に本稼働し、移行期間5月までと約5ヶ月しか設けなかったのですが、主要のサロンはこの期間内に切り替えが完了しました。やはり1つのECサイトで全ての発注ができたのが功を奏したと感じています。

また、短期間の移行でありながら迅速に進めてくれた当社営業の優秀さにもあらためて驚きましたし、とても感謝しています。

代理店・当社営業の代理注文が無くなった事、入力担当の作業負担が大幅に減った事も実感しており集約型ECを構築して良かったと感じています。今後もっとEC化率を上げていきたいです。

今後の展望について教えてください。

現在はECの発注がメインで当社の情報等が少ない状態ですが、今後は様々な情報交換やメニュー提案、最新のスタイル提案などができるプラットフォームへと進化させていきたいと考えています。

アリミノからの情報発信はもちろん、美容師がお客様にカウンセリングを行ったり、サロン様同士が有益な情報を交換したりできる。そんなtoB、toCの垣根を越えたコミュニケーションが生まれる場所、それが私たちの描く「サロンパーク(SALON PARK)」構想です。「サロンも消費者も代理店も当社営業も皆が集まる」、まさに公園にしていきたいと描いています。

検討者へのメッセージがあれば一言いただけますか?

ecbeingさんは豊富な経験もあり、さらに難しい仕様の依頼や今まで構築した事の無いECでも丁寧に対応していただけますのでこれからECを構築したい企業や特殊なECを構築したい場合は特におすすめです。

株式会社アリミノ

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・『ARIMINO SALON PARK』サイトはこちら





ecbeing

この記事の監修者

株式会社ecbeing
塩見 駿介
ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing」・BtoB専用ECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」をご導入いただいている企業のへの取材を通じて得た知識をもとに、EC構築・運用するうえで役に立つ情報や最新トレンド情報を発信。
  

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